立体的な町のような家-13/アプローチデッキと2階バルコニー |
土曜の現場定例監理日と、今日日曜、必要があって改めて現場に赴き撮ってきましたものの中から、北側道路から真正面にこの住宅の全景を見た写真と、2階南側バルコニーに出て、東側の端から西側に向かって見た深い軒と左手に広がる遠望を収めた写真をお見せしたいと思います。
北側道路から2階アプローチデッキ、玄関方向を真正面に捉えました。
ほぼ逆光の中での撮影となり、屋根がハレーションをおこしていますが、
正面深い軒下左寄りの列柱、その背後が自転車置き場。
その右手奥がまだ仮設ドアの状態ですが、杉縦張りの両袖を持つ、同じく杉縦張りの背の高い木製ドアが設置される予定の玄関入口。
その右側が外部用雑物収納庫の背面。その背後にも自転車を置けます。
列柱左側が1階から伸びてくる樹木の梢が広がる予定の庭上部の空間。
そして、その向こうに居間・食堂の北側窓が見えます。
大屋根の右上部は、これまで、このブログで何度もとりあげました階段吹抜けの屋上部分。
これらについての詳細は、既に「立体的な町のような家」第5回目のブログで説明させて頂きました。参照頂ければと思います。
南側、手前から居間・食堂、和室、そして一番奥の浴室各室に面するバルコニーです。
浴室前の手摺は外壁と同じ仕上げをし、外部下からの視線を遮っています。
キャンテイレバーで1.35メートル持ち出された米ひばスノコ張りのバルコニー、上部はこれをカバーする1.45メートルの大軒。
左側に多摩丘陵のすそ野が広がります。
バルコニー先方の方杖が、ルーフバルコニーで切り取られた大屋根の軒を支えると同時に、居間・食堂、和室前とその奥の浴室前の空間を軽く仕切っています。