立体的な町のような家-17/1,2階バルコニーもほぼ完成! |
今回は、遠望でしか見て頂けなかった2階バルコニーを近くから見上げた写真と、完成した1階バルコニーの写真をご紹介します。
建物から持ち出された杉大梁に、床組みし、これに厚25の床板がスノコ状に張られ、外周には支柱が立てられ、手摺が架け渡されてています。
室内から伸びる大梁以外は全て、水に強い米ヒバを使用。
梁、床組み材、手摺の天端や小口は全てガルバリウム鋼板でカバーしています。外部に使用される木材の最も雨や太陽光の紫外線で痛みやすい部分をこのように保護することで、耐久性は飛躍的に向上します。
床板はさすがにそうもいきませんので、将来、張り替えられるようにしています。
1階バルコニーも2階バルコニー同様の仕様によっていますが、
2階バルコニーの建物から持ち出された大梁に代わって、1階では柱状改良された地盤の上に乗る建物の基礎から持ち出された鉄筋コンクリートの梁がバルコニー全体を支え(この写真では見えない床下の話ですが)、将来この部分の万一の地盤の沈下に備えています。
バルコニーの土台はこの鉄筋コンクリートの梁と錆に強いステンレス製のアンカーボルトで緊結されています。
5月20日(日)、この「立体的な町のような家」のオープンハウスを行います!
ご興味のある方は、是非、ご参加下さい。(参加無料)
お申込みは
野口泰司建築工房ホームページ(左欄上部アドレスからアクセス下さい)「お知らせ」欄から。、