area045建築家の素顔展 |
area045は横浜及びその周辺で設計活動をしている設計事務所を主宰する建築家20名程のグループで、今回はその建築家たちの建築作品と趣味の世界を展示しようと言う試みである。
900×1800×150厚の長辺方向の端から625の位置をジグザグに切断した発砲スチロールのパネルと、展示者の等身大の人型シルエット×50厚の同じく発砲スチロール板と言う全員共通の素材をつかって、会員それぞれ、自由に自らの展示をしようと言うものである。
ジグザグ部分をずらしたり、その部分でパネルを曲げたりし、シルエットでこれを支えたりすることが想定されていたのだが、私はそうした展示方法の不安定さや展示面積の少なさがどうも気になって、さらにパネルを長手方向に3等分に切断してもらい、それらをそれぞれL型に組み、出来あがった3組のL型パネルを交互に方向を逆にして両面テープで連ね安定した台状に組み、それに人型シルエットを添わせることにした。
さてこれに何をどう展示するかだが、出来あがった高さ1250の台の天端から下の4面にA1判の大型建築写真パネルを各1枚吊るし、さらにA2判の趣味の写真パネル4枚でつくった四角い筒を、台天端に中心位置から少し偏心させ、かつ45度平面的に回転させて立てることにした。
こうした台状の展示方法や、大型写真パネルでドンと見せる例は他にはなく、ちょっと、ユニークなものとなったように思う。
上の写真左奥が私の展示。下の写真2枚は、趣味の展示、和泉川の散歩方々愛用の小型カメラ、リコーGR DIGITAL Ⅱ、同GXR DIGITALで撮った写真である。
この展示は、この秋移転した、みなとみらいのLIXIL展示場で来年1月27日(金)~2月3日(金)まで*、巡回展示される予定。今回見逃した方々には、是非立ち寄って頂けると嬉しいです。
*11月14日決定しました!